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2012年03月02日

No.113 石川プロのプエルトリコ出場で思うこと

石川遼プロがWGCに出られないからとプエルトリコに出場するとのこと。ワールドランキングをなんとかあげてマスターズに出たい、ということだと思いますが、はっきりいってこれは逆効果だと思います。

WGCの裏で行われる試合というのは当然のことながらワールドランキング上位の選手は出ない。ということは獲得できるポイントは少ない。優勝したとして24ポイント。

ワールドランキングは2年間の獲得ポイントの平均値(経年評価が入るので実際は直近の試合のほうがウェイトは高い)。仮に優勝したとしても「24ポイント÷2年間の試合数」で0.4ポイント程度しかプラスにならない。優勝できれば40位くらいまで順位が上がるでしょうが、もしできなかったらたいした加算にならないのに平均を出すための試合数を1つ増やすことになるわけです。

単独順位で考えると2位だと0.27、3位だと0.2、4位・5位なら0.1程度。0.1しか上がらなかったら50位以内には入れない。つまり、5位に入ってもまだマスターズ出場資格まで届かないと。

もう一試合チャンスはありますが、状況は非常に厳しいですね。

個人的にはマスターズには出てもらいたいですが、こんな土壇場でなんとかしようというのだったら、昨年のフォールシリーズや予選会に出場しておけばよかったのにと私は思います。

国内ツアーも大事ですが、世界がどうこうと常々言っている選手なのになぜみすみすチャンスを逃したのかは私は理解できません。今年スポンサー推薦で出られる試合で出場権を獲得して来年からアメリカツアー? 前人達が繰り返してきた失敗をまた続けるのかと。

世界と勝負したいなら、ゴルフではアメリカで戦わないとダメなんです。そしてそのチャンスがあったらそれをなによりもそれを優先すべき。周りの思惑やらスポンサーの意見やらいろいろあるとは思いますが、世界を目標にするならそうしないと……。まあ石川プロが出ないからスポンサー降りるとかいう企業があったりすること自体、周りがジャマしているとしか思えない話も聞こえてくるわけで、逆に気持ちよく送り出してやろうという理解をしてくれるようになってくれないことにはという気はします。

まあ、なんにせよ、チャンスはプエルトリコともう一試合だけ。これで出られないと41年振りに日本人出場者一人となり、しかもアマチュアだけということになるので、それはなんとか回避してもらいたいものです。

逆に言えば、日本のゴルフの実力は世界からみたらその程度とも言えるわけですが。日本人トップが50位以内にも入れないというのは事実なわけで、メジャー優勝とか口に出すのもおこがましいというのがいまの日本のゴルフの現実であることは認識しないといけませんね。



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posted by Manabu **Springwater** Shimizu at 02:42 | TrackBack(0) | ゴルフコラム
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