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2012年01月31日

No.112 ゴルフQ&A、2012年ゴルフルール改訂対応完了と、改訂ルールの落とし穴

4年に1度行われるゴルフルールの改訂。エリアGのゴルフルールQ&Aコーナーの回答についても、今回の改訂ルールへの対応をしました。ギリギリでしたがなんとか1月中に対応完了。

改訂されなかった規則の質問・回答は、条項の記載が2010年・2011年になっていますが、ルールに変更はないので回答内容に問題はありません。変更のあった規則がからむ質問・回答には「2012年ゴルフルール改訂対応」と記載してあるので、それだけを読みたい方はゴルフルールQ&Aコーナーで検索してみてください。

ゴルフルールについては、ゴルフダイジェスト・オンラインで連載していたコラムの頃からいろいろ書いていますが、とにかくわかりづらい。日本ゴルフ協会は「なるべく平易でわかりやすい言葉を用いて理解しやすいようにしている」と言うのですが、用語の問題だけじゃないんですよね。

一つの事例を裁定するのに、用語の定義とゴルフ規則をからめて考えなければならず、しかも規則などが複数に項目を参照しなければいけなかったりするので非常にややこしい。さらに言うと、それでも解決できないときには裁定集も参照しなければならない。そして裁定に○○も参照などと書いてあったりすると、それも読まないといけない。ほんとにややこしいです。

近年の改訂では「わかりやすくするために○○を追加した」ということが多いのですが、これがくせ者。各条項に注やら例外やらがどんどん増えていって、よけいわかりづらくなっている気がします。説明を増やせば理解が深まるかというとそんなことないんですよね。とはいえ、これはR&AとUSGAの問題であって、日本ゴルフ協会の問題ではありません。日本ゴルフ協会は翻訳をしているだけなので。

が、あくまで翻訳であって、ローカライズじゃないというのは私は問題だと思っています。原文をわかりやすい言葉で提供するということは確かに必要です。しかし、外国の書籍をそのまま翻訳するだけでは日本人の習慣や普段読んでいる書籍の体裁と違う部分が出てくるので理解を妨げる可能性があります。

日本の書籍の場合、部・章・項といった体裁になっていて、部であればそれが並列に並んでレベル感が同じように作られます。しかしゴルフルールでは「クラブと球」が「球が動かされたり、方向を変えられたる、止められた場合」と同じレベルで載せられている。あるいは「規則11 ティーインググラウンド」と「規則21 球をふく(付着物を取り除く)こと」が同じレベルだったり。こうしたところに非常に違和感を覚えます。なぜ“編集”しないのかと。

ゴルフ規則は第1条から第34条までで成り立っています。この条項のナンバリングを変えろというつもりはありませんが、1〜34の順番で並んでなければいけないことはないはずです。すべてのレベル感を揃えた上で、すべての条項が掲載されていて漏れがなければいいんじゃないでしょうか? そのぐらいの編集がなぜできないのか?

典型的な例でいうと「用語の定義」というのがあります。ゴルフルールの改訂時には、第何条とか裁定○○が変更になったとか、削除になったというようなアナウンスはされますが、「用語の定義」の増減についてはアナウンスされません。内容が変わっていればそれは書かれますけどね。

この「用語の定義」の増減が意外にやっかいだったりします。改訂されたというアナウンスがないのに定義番号が変わっていたりするんです。これは後から追加された「用語の定義」が間に挟まったりするためなんですが、この「用語の定義」順番というのは言語のアルファベット順なんです。だから新しい項目が増えたときにアルファベット順で該当する場所に入る。日本語でみたときにはなんでこの位置?という感じになるわけです。

ローカライズじゃないというのはこういう部分です。なぜ日本語のルールブックの「用語の定義」を言語のアルファベット順に記載するのか? 五十音順で並んでいれば日本人としては探しやすいのに。アメリカのソフトウェアのマニュアルで、索引は日本語なのに言語のアルファベット順で並んでいるようなもんです。そんなもんあり得ない。ほんとにきちんと編集という概念を持った人が入って作ってほしいものです。

それはともかくとして、今回のルール改訂のいちばん大きな変更はやはりアドレスした後で動いても、プレーヤーが原因でなければ無罰になったということではないでしょうか。これまでもアドレス後に風で動いたのにペナルティになるというのは不公平だという意見がありましたし、とてもいい変更だと思います。

しかし、今回ゴルフルールQ&Aの見直しをしていて気づいたのですが、アドレス後、プレーヤーがボールを動かす原因でないことがわかっていればすべて無罰なのかというとそうではありません。たとえば傾斜のあるグリーンとかでボールが転がってしまうことってありますよね? アドレスしたことが原因でないとしても、これはペナルティになるんです。しかも、このことは規則「18-2 b アドレスしたあとで動いた球」には書いてません。

裁定18-2b/11の中でのみ「ボールが動く原因が自然現象であれば18-2bは適用しないが、重力は自然現象とは考えない」と書かれています。つまりプレーヤーがボールを動かす原因でなくても、アドレス後、重力によって動いた場合はこれまで通りペナルティなんです。第18条の中に「重力」という言葉は出てきません。これは誤解を生む原因になるんじゃないかという気がしています。

さて、ゴルフルールQ&Aに関してですが、かれこれ7、8年前から新しい質問に対する回答をしていませんので、今後はこれまでに寄せられた質問の回答を掲載していく予定です。どのくらいあるのか数えてないのですがけっこうあります……。その作業にある程度目処が立ったら、新しい質問を受け付ける予定です。いつになることやら……。



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posted by Manabu **Springwater** Shimizu at 05:10 | TrackBack(0) | ゴルフコラム
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