様々な方のブログでの意見を読んで見ると、応援している方もいらっしゃいますが、否定的な意見のほうが多い感じですね。以前「No.13 スコアにまつわる2つの事件」で、復帰できる余地を残してほしいという意見を書きましたが、今回の予選会出場(通過したかどうかはあまり関係ないと考えます)は私はとても違和感を感じます。
スコアの改ざんをした……本人は故意ではないと言っていましたが、ツアーは故意であるとして5年間の出場停止と制裁金を課したわけです。それに対して本人からの不服申し立ては行われなかった、つまり認めたということですよね。それが10月の話。それから4ヵ月。もうみそぎは済んだのでしょうか?
確かに国内ツアー以外の出場に関してはなんら制限は設けられませんでしたが、ゴルフというスポーツの本質を根底から覆すような事件を起こしておきながら、それに対する償いを何かしたでしょうか。ツアーによる処分を受け入れたことですべて片づいたと考えるのはちょっと違う気がします。
上記のゴルフダイジェストの記事には、本人はツアーには謝罪したが、ファンやスポンサーの前に出て謝罪をしていないと書いてあります。この4ヵ月の間に、反省をし、それ相応のことを行い、周りがそれを認められるという状況だとしたら話はわかりますが、とてもそうは思えません。
別に4ヵ月という期間が短いというつもりはありませんし、5年間おとなしくしていろということでもありません。ゴルフに対して、ゴルフ界に対して、ツアーに対して、それを支えるスポンサー、応援しているファンに対して、何か償ったのか?と思うのです。まだまだ記憶に新しい時期に、何かそれに対する行動を行ったということもないのになぜ?と感じます。
ひと言で言ってしまえば誠意が見えないんですよね。事件に対し、これだけのことをしました、十分制裁を受けましたと言えるような活動をしたようには思えません。もちろん生活もあるでしょうし、何もしないわけにはいかないでしょうけど、海外とはいえ、プロツアーを生業にできる段階ではないんじゃないでしょうか。
まあだからといって日本ゴルフ協会が転職勧奨をするというのは行き過ぎだと思いますけどね。職業選択の自由もあるわけだし、(日本オープンの予選会とはいえプロツアーの話なので)越権行為だとも思います。ただ言いたいことはものすごくよくわかります。それぐらい重大な事件でしたしね。
今回のことをプロ根性と評している方もいらっしゃいますが、プロだからこそ、やるべきことをやって、きちんとけじめをつけることが先決であり、それもせずに自分の理屈だけで行動を起こすのは、それはプロ、いや大人のやることではありません。
他ツアーの出場権を獲得するだけの力があるんですから、みんなが納得できる形で復帰してもらいたいなと思います。
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