2日目、本当は現地に行くつもりでいたのですが、本業の関係で行くことができず、結局テレビでの観戦になってしまいました。試合自体は、通常の試合と雰囲気が異なり、かなりおもしろかったと思います。しかしあのギャラリー数はあまりにもさみしいですね。2日間で3000人程度だったようです。
金曜日と土曜日の開催ということで、なかなか金曜日には行けないということもありますし、試合当日が雨まじりでかなり寒かったということも影響しているとは思いますが、それにしても少ないなというのが、テレビの画面を見ていても感じられました。以前、若洲GLで開催された東西対抗を見に行ったときも2000人ぐらいしかおらず、非常にさみしい感じでしたが、あれに匹敵しますね。
片山晋呉プロや谷口徹プロといったJGTOのトッププレーヤー、宮里藍プロや横峯さくらプロらの人気選手、青木功プロや中嶋常幸プロといった名選手が出場していて、それをまとめて生で見られる機会ってそうそうないと思うんです。それがなぜこういう結果になってしまうのか?
東西対抗のことを書いたときにも書きましたが、あまりにもPRがなさすぎなんじゃないでしょうか。もちろんPRをすれば人が集まるとは限りませんが、ほとんど認知されていないというのが現状なんじゃないでしょうか。
寸前になってやっと新聞などでも取り上げられていましたが、もっと前からアピールするべきですし、メディア以外での露出を見た覚えがありません。開催が千葉だったわけで、私が使っている電車でアクセスするコースなのに、交通広告一つ見かけませんでした。こんなことでいいんでしょうか?
本来のツアーとは違うので、通常の試合と同じようなアピールは難しいかも知れません。しかし、もう少し盛り上げようがあるのではないかと。たとえば、チームに選ばれることがもっと名誉になるとか、別のオプションがあれば、選手自体のモチベーションも変わってくると思いますし、アピール度も違うでしょう。いまの試合を見ている限り、もちろん真剣にプレーしているとは思うのですが、やはりお祭り的な雰囲気が強く、その2日間(翌日曜日にチャリティレッスンがあるので、実際は3日間)が終わればそれでいいや的な印象がぬぐえません。
3団体が協力してやるんですから、たとえば出場しない選手が試合とは別に協力するようなイベントがあったりしてもいいのかなと。ツアープロによるレッスン、ツアープロと一緒に観戦・ガイドツアーとかね。それぞれのチームの応援団をギャラリーと一緒に作るというのもいいかも知れません。ゴルフ界全体を盛り上げようという試みだったら、そういうことも考えていくべきでしょう。
いろいろ都合もあって難しいとは思いますけど、やるからにはやるなりの意味を見いだせる大会にしていかないといけないと思います。
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