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2008年07月20日

ラウンド中にゴムボールを使ってスイングチェックをした

JLPGAツアー「スタンレーレディス」初日、若林舞衣子プロが後半のプレーを待つクラブハウス内で、ゴムボールを腕の間に挟んでスイングチェックをし、競技失格となった。

【解説】:プレーヤーは正規のラウンド中、人工の機器や異常な用具を使用してはならず、どのような道具も異常な方法で使用してはならない。この規則の違反は競技失格(2008年現在のゴルフ規則第14条第3項)。
この第14項第3項では「ストロークやプレーをする上で援助となるもの」、「距離や状況判断に影響を与えるもの」、「クラブを握る上で援助となるもの」の3点が挙げられているが、今回の例のような「練習用具」がそれらに含まれるとは明記されていない。
ではその練習用具が「ストロークやプレーをする上で援助となるもの」に当たるかというと、ゴルフ規則裁定集の裁定14-3/6.5の回答に「用具の使用方法に関する禁止規定は、プレーヤーのスコアにカウントされるストロークに適用され、練習スイングや練習ストロークには適用されない」とされているので、ラウンドの待ち時間のスイングチェックに適用される項目ではない。
しかし裁定14-3/10ではトレーニング用具やスイング補助具の使用は、プレーを援助するために人工の機器を使用していることになり、規則14-3違反となると裁定されており、今回の措置はこの裁定14-3/10によるものということになる。
つまり「ゴルフルールで禁止されている行為(規則14-3)とその解釈(裁定14-3/6.5)」では違反とならないのに、裁定14-3/10で突然、規則14-3の対象としてトレーニング用具が追加されていることになる。
この規則と裁定には個人的には非常に矛盾を感じる。ラウンド中のトレーニング用具による練習スイングなどを禁止するのであれば、裁定14-3/6.5の解釈を変更するべきであるし、規則14-3の「ストロークやプレーをする上で援助となるもの」にきちんと含めるべきであると考える。
posted by Manabu **Springwater** Shimizu at 18:50 | TrackBack(0) | ゴルフルール事件簿
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