【解説】:委員会はあらかじめ、障害物と、コースと不可分の部分について明確に決めなければならない(2006年現在のゴルフ規則第33条第2項)。その措置についてはローカルルールとして規定することができる(2006年現在のゴルフ規則付属規則I-5)。今回のケースでは、電線に当てた場合、無罰で打ち直しというローカルルールが規定されていたと思われる。そのようなローカルルールが規定されていない場合には電線は動かせない障害物であり、スタンスやスイング区域に影響がなければ、それに当てたとしてもあるがままプレーをしなければならない。
【解説2】:「コースと不可分の部分」とは、コースを作る上で密接に結びついていて切り離せない部分のことを言います。こんな普段使わない言葉を平気で使うからゴルフルールはわかりにくいって言われるということに気づいてほしい>日本ゴルフ協会
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