しかし驚いたのは、例年、そこそこ知名度のある選手を招待することが多かったと思うのですが、今年はちょっと趣向が違ったことですね。発表されたのは2人。まずはタッド・フジカワ。2006年に全米オープン史上最年少での出場、2007年のパールオープン優勝、それからハワイ出身の日系人という話題性もあり、昨年のこの大会ではアマチュアとして出場した実績があります。
なのでフジカワの出場はさほど驚かなかったのですが、もう1人名前が出た選手。ロリー・マキロイ。このマキロイは昨年の全英オープンでローアマを獲得し、その後プロに転向。欧州ツアーのシード権をたった4試合で、しかも史上最年少で獲得した選手です。しかし、知名度という点では、日本ではほとんど知られていないのではないでしょうか。そこに白羽の矢が立ったというのがすごい。ちゃんと世界に目を向けている人がいないと、こういう人選はできないですよね。
アマチュアながらプロトーナメントで優勝し、プロに転向した石川プロ、全米オープン史上最年少出場後、プロに転向したフジカワ、全英オープンローアマ獲得後、プロに転向したマキロイ。つまり、3人とも2007年に活躍して、その勢いを持ったままプロになったばかりというフレッシュな顔ぶれなわけです。それも日本、アメリカ、ヨーロッパの各ツアーでいちばん若いプロゴルファーということになります。
まあ当然のことながら、この3人、予選ラウンドは同組というペアリングになるのではないかと予想しますが、ひょっとしたら、10年後とか20年後にはこんな贅沢なペアリングはないと言われるようなことになっているかも知れません。まあ先のことはわかりませんけどね。
東洋のマスターズとも言われる中日クラウンズを舞台に、この3人がどういうプレーをするのか、今から楽しみです。
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