新着記事
★ゴルフサイトサーチ ▼登録されたゴルフサイトの情報からゴルフ情報を検索できます
Loading
(02/10)ト阿玉氏、村上隆氏ら6名が日本プロゴルフ殿堂入り
(02/08)ゴルフ仲間・ゴルコン相手募集2名追加
(02/07)フェニックスオープンは松山英樹プロが連覇
(02/06)ドバイデザートクラシック結果
(02/03)NEW タイトリスト プロV1&V1x発売

このエントリーをはてなブックマークに追加

●エリアG人気コーナー
ゴルフ仲間・ゴルコン相手募集  ゴルフ書籍・DVD  ダブルペリア(新ペリア)計算方法

2006年08月05日

No.8 沖縄オープン

JGツアーとAPGAツアーの共催で行われていた「沖縄オープン」が今年から中止になるとのこと。数億円という規模の運営費がまかなえず、スポンサーもつかず、沖縄県の費用だけでは開催できないというのが理由だそうです。費用はもちろん現実問題としてクリアできないといけないことですが、その前に、本質的な問題があったのではないかという気がします。

この沖縄オープンはツアーの開幕戦として位置付けられているわけですが、なぜそれが12月なのか?ということから考えなければなりません。前身である大京オープンの頃から、この12月開催というのが一つ問題でした。

大京オープンの時代は、ツアー最終戦として開催されていて、シード権争いが話題の中心の大会でした。賞金王争いは毎年最終戦までもつれこむわけでもなく、賞金額の大きい秋のインターナショナル戦と日本シリーズでだいたい決着してしまいます。ここに一つ疑問があります。なぜ日本シリーズの後にまだ試合があるのかという点です。

シード権争いは当事者であるプロゴルファーには重要な話だと思いますが、見ている側にとっては最下位争いみたいなもので、話題としてそれほど大きな要素と思えないのです。当時の選手会や、ツアーとして独立した後も、最終戦は日本シリーズにしたいという要望を出したそうなんですが、沖縄側がそれに納得しなかったという話を聞いています。

なんでも、その時期にお祭りがあって、それにあわせた形で試合を開催してアピールしたいというのがいちばんの理由だったという話なんですが、個人的な意見としてはそれがかみ合ってない気がするんですよね。ゴルフを見たい人はゴルフが見たいんだし、お祭りが見たい人はお祭りが見たいわけで、そこに相乗効果があるかというと薄いと思うのです。

むしろ、沖縄をアピールするなら、海で泳げるシーズンになる直前直後なんじゃないかと。せっかく開幕戦になったんですから、私は時期をずらすべきだと思いました。12月に開幕戦と言われても、その後数ヶ月試合がなく、時期的に盛り上がりようがないですよね。盛り上がらなければ当然スポンサーとなる企業だってお金を出したいとは思わないでしょう。

実現可能かどうかは別として、私が考えるベストな時期は4月中旬。マスターズで盛り上がった直後、開幕戦として沖縄オープンが入れば、海開きの終わったの海をアピールでき、その後の観光シーズンに向けて最大の広告効果があるんじゃないかと。沖縄でシーズン到来!という感じにもできますよね。これは12月じゃできない。

他の大会も含め、もう少し全体の試合の流れ、その土地土地への効果を考えたツアースケジュールにしていかないといけないと思います。まあ沖縄オープンはなくなってしまうので、いまさらこんなことを言っても仕方ありませんけどね。


拒絶する沖縄―日本復帰と沖縄の心
拒絶する沖縄―日本復帰と沖縄の心大田 昌秀


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



[AD]


このエントリーをはてなブックマークに追加

posted by Manabu **Springwater** Shimizu at 13:27 | TrackBack(0) | ゴルフコラム
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/1077148
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック